2010年02月12日
143. 嶋野栄道老師
今年も嶋野老師が来日された。
毎年、大阪をはじめ各地で公演される。
今年で在米50年、77歳である。
さて、今回はどのようなお話を聞けるか
楽しみにしていました。
冒頭、日本は豊か過ぎるということ、
豊かである故、使命感がないのでは・・・と。
二つのキーワードを頂きました。
@ 使命(ミッション)
どのような事業、立場であれミッションを
持っていればそこに創造、工夫、強い念いが
達成させると仰いました。
使命がある限り、生きる力がなくならない
ということである・・・。
A 信頼(トラスト)
ご自身の事例を話され、骨董品店で見つけられた
1000ドルの仏像を月賦ではなく、年賦で払う
信用をしてもらったことや、釣り鐘もまた、
1000ドルするものを手持ち約250ドルの
頭金で購入され、あとは信用支払で譲って頂いた
お話など・・・。
ニューヨークにある禅堂や大菩薩禅堂金剛寺も老師が
禅を通じて信頼を積み重ねられた結果、ご支援にて
創られたということです。
私がお話を聞いて思ったことは、パッション(情熱)が
人の心を動かしてきたのではないかと。
たった5ドルと仏像1体からのスタートですからね。
また、来年お会いできるのを楽しみにしています。
増田 wrote